インド仏跡参拝見聞記Ⅴ~サールナート編~完
インド仏跡参拝シリーズ、ついに最終回です
インドのお釈迦さまの仏跡はたくさんありますが、
その中でも四大聖地と呼ばれるところがあります
それは・・・
お釈迦様がお生まれになられた、ルンビニー。
お釈迦様がお悟りを開かれた、ブッダガヤ。
お釈迦様が初めて法を説かれた、サールナート。
お釈迦様が涅槃に入られた、クシナガラ。
以上の四つです。
今回の仏跡参拝では、ブッダガヤの他に、
初めて法を説かれたサールナートも参拝させて頂きました♪
まずはじめに、お釈迦様が苦行をされていた時代、一緒に修行をしていた5人の仲間がおられました。
ご存じのように、お釈迦様は苦行では悟りを開けないと気付かれ、
苦行を中止し、スジャータによる乳粥の供養を受けます(。-人-。)
それを見ていた5人の仲間は、お釈迦様はもう堕落したと考え、
サールナートへと移動してしまいます。
お悟りを開かれたお釈迦様は、そのまま涅槃に入る事を考えられましたが、
諸天善神が、「すべての生けとし生ける者を救う為、法を説いて下さい!」m(_ _)m
と頼まれ、(これを梵天勧請といいます。)それを了承したお釈迦様が向かわれたのが、
以前一緒に修行をしていた仲間がいるサールナートです!
五人の仲間が、お釈迦様を迎えた所に塔(ストゥーパ)が建立されておりました!
迎塔とよばれているそうです。(ちなみにここも以前は丘で、発掘すると塔が出現)
この地で、お釈迦様は初めて法を説かれましたが、このことを・・・
初転法輪(しょてんぼうりん)といいます
輪が転がっていくように、初めて法という輪が転がって広がったという意味です!
ちなみにこのサールナートは「鹿野園」と呼ばれ、野生の鹿がたくさん生息していました。
奈良県の東大寺付近(奈良公園)に鹿がたくさんいますが、
この古事に由来しているようですw( ̄△ ̄;)wおおっ!
さて、五人の仲間がお釈迦様を迎えた場所からほど近いところに、
初転法輪された聖跡がありました( -人-)
ここにはインドを統一し、熱心な仏教徒であったアショーカ王が建てた
アショーカ王柱碑が残っております。
アショーカ王柱碑の先は、近くの美術館に厳重に保管されております!
インドの至宝といったところでしょうもちろん撮影禁止!ゆえに画像なし・・・。
この聖跡にも立派な塔(ストゥーパ)がありました!
なんでもこの塔(ストゥーパ)のたぐいは、最初は本当に小さかったそうです!
それが、お釈迦様をしたう人々が、次々と石を積み上げ、
現在のような大きさになったとガイドさんから説明を受けました(゚ー゚)(。_。)ウンウン
人々のお釈迦様を慕う気持ちがそうさせたのでしょう♪
これがやがて日本に伝わり、五重塔へと変貌を遂げます( ̄□ ̄;)!!
私たちのお墓に、木でできた塔婆を建てますが、元々はこの塔(ストゥーパ)から来ています。
その後、同じサールナートにある、日蓮宗の法輪寺さまを参拝(*^-゚)vィェィ♪
こちらにも立派な塔(ストゥーパ)が建立されておりました!
インドでも正法が弘められている事に、誇りを感じました
さて次の日は、インドの聖なる川・ガンジス川に早朝から繰り出し、
船上からご来光を拝見(。-人-。)
そしてこの船上で東日本大震災慰霊一周忌法要を執り行いました!
参加者一同、お題目をお唱えし、一心にお祈りを捧げました。
またたくさんのお申し込みがあった塔婆を、聖なるガンジス川に流し、供養の一端といたしました。
この法要を終え、今回の仏跡の参拝はすべて終了。
本当に心からお釈迦様を感じ、信仰とは何なのかと、見つめ直せた旅でした!
また機会があるならば、是非とも訪れたい国であります。
今回の仏跡参拝にご参加くださいました参加者の皆様。
企画引率してくださいましたカイラスの落合さま。そして現地ガイドのお二人。
京都日蓮宗青年会の皆様に、深甚の感謝を申し上げます!
ありがとうございました!
そしてお疲れ様でした♪
これからもお釈迦様の教えを守り、お釈迦様と共に歩んでいける人生を送って参りたいと思います。
このインド団参では、仏跡以外にもたくさん観光いたしましたので、
詳細は、京都日蓮宗青年会のブログをご覧下さいませ♪
インド団参報告〜1、2日目〜
インド団参報告〜3、4日目〜
インド団参報告〜5、6日目〜
インド団参報告〜7、8、9日目〜
またこのインド仏跡参拝で感じたことを、別日に記載したいとおもっております♪
以上、長らくお付き合い頂きありがとうございました(。-人-。)
日蓮宗 了光山護国寺 ~山科檀林旧跡~
インドのお釈迦さまの仏跡はたくさんありますが、
その中でも四大聖地と呼ばれるところがあります
それは・・・
お釈迦様がお生まれになられた、ルンビニー。
お釈迦様がお悟りを開かれた、ブッダガヤ。
お釈迦様が初めて法を説かれた、サールナート。
お釈迦様が涅槃に入られた、クシナガラ。
以上の四つです。
今回の仏跡参拝では、ブッダガヤの他に、
初めて法を説かれたサールナートも参拝させて頂きました♪
まずはじめに、お釈迦様が苦行をされていた時代、一緒に修行をしていた5人の仲間がおられました。
ご存じのように、お釈迦様は苦行では悟りを開けないと気付かれ、
苦行を中止し、スジャータによる乳粥の供養を受けます(。-人-。)
それを見ていた5人の仲間は、お釈迦様はもう堕落したと考え、
サールナートへと移動してしまいます。
お悟りを開かれたお釈迦様は、そのまま涅槃に入る事を考えられましたが、
諸天善神が、「すべての生けとし生ける者を救う為、法を説いて下さい!」m(_ _)m
と頼まれ、(これを梵天勧請といいます。)それを了承したお釈迦様が向かわれたのが、
以前一緒に修行をしていた仲間がいるサールナートです!
五人の仲間が、お釈迦様を迎えた所に塔(ストゥーパ)が建立されておりました!
迎塔とよばれているそうです。(ちなみにここも以前は丘で、発掘すると塔が出現)
この地で、お釈迦様は初めて法を説かれましたが、このことを・・・
初転法輪(しょてんぼうりん)といいます
輪が転がっていくように、初めて法という輪が転がって広がったという意味です!
ちなみにこのサールナートは「鹿野園」と呼ばれ、野生の鹿がたくさん生息していました。
奈良県の東大寺付近(奈良公園)に鹿がたくさんいますが、
この古事に由来しているようですw( ̄△ ̄;)wおおっ!
さて、五人の仲間がお釈迦様を迎えた場所からほど近いところに、
初転法輪された聖跡がありました( -人-)
ここにはインドを統一し、熱心な仏教徒であったアショーカ王が建てた
アショーカ王柱碑が残っております。
アショーカ王柱碑の先は、近くの美術館に厳重に保管されております!
インドの至宝といったところでしょうもちろん撮影禁止!ゆえに画像なし・・・。
この聖跡にも立派な塔(ストゥーパ)がありました!
なんでもこの塔(ストゥーパ)のたぐいは、最初は本当に小さかったそうです!
それが、お釈迦様をしたう人々が、次々と石を積み上げ、
現在のような大きさになったとガイドさんから説明を受けました(゚ー゚)(。_。)ウンウン
人々のお釈迦様を慕う気持ちがそうさせたのでしょう♪
これがやがて日本に伝わり、五重塔へと変貌を遂げます( ̄□ ̄;)!!
私たちのお墓に、木でできた塔婆を建てますが、元々はこの塔(ストゥーパ)から来ています。
その後、同じサールナートにある、日蓮宗の法輪寺さまを参拝(*^-゚)vィェィ♪
こちらにも立派な塔(ストゥーパ)が建立されておりました!
インドでも正法が弘められている事に、誇りを感じました
さて次の日は、インドの聖なる川・ガンジス川に早朝から繰り出し、
船上からご来光を拝見(。-人-。)
そしてこの船上で東日本大震災慰霊一周忌法要を執り行いました!
参加者一同、お題目をお唱えし、一心にお祈りを捧げました。
またたくさんのお申し込みがあった塔婆を、聖なるガンジス川に流し、供養の一端といたしました。
この法要を終え、今回の仏跡の参拝はすべて終了。
本当に心からお釈迦様を感じ、信仰とは何なのかと、見つめ直せた旅でした!
また機会があるならば、是非とも訪れたい国であります。
今回の仏跡参拝にご参加くださいました参加者の皆様。
企画引率してくださいましたカイラスの落合さま。そして現地ガイドのお二人。
京都日蓮宗青年会の皆様に、深甚の感謝を申し上げます!
ありがとうございました!
そしてお疲れ様でした♪
これからもお釈迦様の教えを守り、お釈迦様と共に歩んでいける人生を送って参りたいと思います。
このインド団参では、仏跡以外にもたくさん観光いたしましたので、
詳細は、京都日蓮宗青年会のブログをご覧下さいませ♪
インド団参報告〜1、2日目〜
インド団参報告〜3、4日目〜
インド団参報告〜5、6日目〜
インド団参報告〜7、8、9日目〜
またこのインド仏跡参拝で感じたことを、別日に記載したいとおもっております♪
以上、長らくお付き合い頂きありがとうございました(。-人-。)
日蓮宗 了光山護国寺 ~山科檀林旧跡~
by yamasina-gokokuji
| 2012-03-16 08:39
| 日記
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by 山科 護国寺
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