昨日からのインド仏跡参拝の続きです。

日本からインドのデリーへ飛行機で飛んだあと、デリーの名所をまわり、

いよいよ寝台列車に乗ってラージギルに向かいます！

ラージギルとは、お経で出てくる「王舎城」のことで、

お釈迦さまがおられた当時の大国である、マガダ国の首都であります

この地でお釈迦様は、マガダ国の国王・ビンビサーラ王の帰依を受け、

仏教教団の教線が拡大していきます！

最初に向かったのは、仏教史上最大の学問所があった、ナーランダ大学跡です。

あの「西遊記」で有名な三蔵法師も、このナーランダ大学を目指し、

ここで５年間学ばれたそうですｗ（￣△￣；）ｗおおっ！

最盛期は一万人を超える僧侶が学び、多くの僧院・寺院が建ち並び、

９階建ての図書館などがありました（￣□￣；）!!

またお釈迦様の十大弟子のひとり、

舎利弗尊者（しゃりほつ）のお墓と伝わる塔（ストゥーパ）が建立されておりました。

このナーランダ大学、１２世紀にはいって、イスラム勢力の攻撃を受けて破壊され、

全ての物が焼失してしまいます・・・。

教典や書物は六ヶ月間にわたって燃え続けたと伝わっています∑(￣Д￣；)なんとっ！！

さてその後、ビンビサーラ王が息子の阿闍世に幽閉された牢獄跡を見学

仏典に伝わる悲劇の地を、感慨深く拝見させて頂きました。

また仏教最初の寺院と伝わる竹林精舎（ちくりんしょうじゃ）にも参拝♪

このラージギルには、日本山妙法寺大僧伽が多宝山に建立した仏舎利塔があります！

リフトで山頂まであがって行ったのですが、

壮大な塔（ストゥーパ）が建立されていましたｗ（￣△￣；）ｗおおっ！

耳を澄ますと、お題目の太鼓が聞こえてきます

まさかインドの地で、お題目がお唱えされているとは、思いもしませんでした(｡-人-｡)

今ではラージギルの仏教聖地のひとつとなっており、多くの仏教徒が参拝されているそうです。

その後はホテルに戻り、旅の疲れを癒しました。

そして翌日、今回の旅の目的のひとつである霊鷲山にいよいよ登詣します

以上、ラージギル編でした。

　　　　　　　　　　　　　　日蓮宗　了光山護国寺　～山科檀林旧跡～